脳は世界をどうみているのか
ホーキンス著「脳は世界をどうみているのか」という本では、私たちが知覚する現実は、モデルとして構築された現実であるということを脳の研究から、述べています。そのモデルが一つではなく、多数存在するということを論じています。
外部の刺激を知覚して脳が解釈することで認識が生まれるのですが、それが単一ではなく、多数のモデルであるということが、興味深いところです。
単一の認識があるわけではないのは、フッサールの哲学の様でもあります。 またはグルジエフの言っていたこととも関連するところもあります。グルジエフが身体の知覚を重視した訓練をしていたことは、その人の認識と最初に関連する起点であるとも考えられます。
脳の働きに関しても研究には、興味深い物があります。
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