「易」心理学入門 定方昭夫著
易の基本とユング心理学から見た易の象徴性の意義について考察しています。
易そのものの専門書は敷居が高いと感じる人は、この本は入りやすいです。
実際の易の占断の例の紹介、易の中の象徴に関する経験をユング心理学から語っています。
「大川を渉る」という象徴は物理的な移動を言っている以上に、心の奥底にある深層的なイメージにつながっており、 ユング心理学的にとらえることで、見えてくるものがあるということを解説しています。
ユング心理学をきっかけに易の世界に入るには良書です。
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