惑星の記号、顕教と密教、そして古代の星座観
占星学において、通常の10惑星の記号は、一般的な占星学の本にごく普通に掲載されています。 これとはまた異なった記号が、存在します。その惑星の存在そのものを表している記号が、存在します。こういった記号は、記号そのものとしての使用をするというよりは、観想に用いたりします。
今はあまり疑問にも思わないで、ごく普通に12星座という言葉を使いますが、この12星座に関連して、ブラヴァツキーが、古い時代は10星座であった時のことを、文献に残しています。どのように変化をしているのかということを、ブラヴァツキーは説明しているのですが、その内容は、サインの考え方を、再考する必要があるものです。
仏教のなかに密教があるように占星術の中にも「密教」のための考え方が存在するのです。
トロピカル方式で、ごく単純に機械的に、12等分するものではなく、そこには天意のようなものが背後に感じられる世界が占星術の中にも、存在しているのです。
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