アスペクトパターンがしめす構造と行動パターンチャートがしめすシーケンス

アスペクトパターン「サーファー」をもつあるアストロロジャーはそのアスペクトパターンと行動パターンのチャートとのあいだには、関連があります。二つの要素は相互に関連付けることで、本質を分かりやすくしてくれます。 


 この人の行動パターンのチャートの始まりの部分は、冥王星、天王星からスタートして、水星、海王星が中盤に来て、 締めのかなめのところには、土星がきます。 

これがこのアストロロジャーの独自の性質・特徴を決めています。独自の視点からはじまって、イメージを拡げ、最終的な占断・説明を作り上げるプロセスになっています。


そういったプロセスを持ったうえで、アスペクトパターンの「サーファー」によって、締めのかなめのところに位置する土星を目指す構造になっています。 

 パターンチャートの中盤に位置する「塑性」を表す惑星の組み合わせにより、扱うものごとに意味を与えていくことができます。ホロスコープリーディングにおいて、拾い集めた象意から、人物像、物事の性質として描き出していく、その意味合いを拡げて描き出すという能力と結びつきます。 

二つの惑星が与えた塑性の特性で、ひろげて描きあげた物事を最後は土星が位置するプロセスで、占断にしていくという流れになっています。塑性の特性と土星の力(活動知性)で、最終的な形にまとめ上げる力にしています。 


 行動パターンのチャートによって最初の着眼点の付け方と、拡げ方、最後の形にする力のプロセスがわかり、 それはアスペクトパターンの「サーファー」がしめす構造が結びつきます。 


 「サーファー」が示すように、「波を読むように」局所、局所の星のバランスを読むというスタイルになっています。

多くのアスペクトをみますが、それが最終的にアスペクトパターンのなかの土星に繋げていきます。細かく多くの象意をチェックするという「波」を読む思考から、具体的な形に落とし込みをするというシーケンスになっています。 


 アスペクトパターンがしめす構造とパターンチャートが呼応する形になっています。 構造とシーケンス、この二つの視点を、ホロスコープリーディングでは用います。 


 以上のことに加えて、ドラゴンヘッドが、パターンの始まりに近いところに位置していることが、この人にとって 重要なポイントになります。


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