仏陀と二人の弟子
「真理の書」の117ページに仏陀と二人の弟子の話がのっています。これはよく語られる寓話です。
仏陀に一人の弟子が、自分はいつ悟れるのかと聞いたところ、あと千回の転生の後であると答えられました。 その弟子はあまりにも長いので、声をあげて泣いた。
もう一人の弟子が、同じ質問をしたので、仏陀はあと千回の化身後であるといわれた。 その弟子は、喜びのあまり飛び上がった。その瞬間に悟ったというのである。
後者の弟子は、時間の概念を超えて、そこに行くという概念の代わりに、そこにあるという概念を得たのである。
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