易と精神性

経営上の判断を易などに求めるという人が結構います。表面的にはそのことを言いませんが、実際には使われています。 


 周易による易占の方法自体は、そんなに難しいわけではありません。しかし、得た易卦の解釈に最大の問題がある場合があります。 

人間は、自分にとって都合の良い解釈をしたがるものです。問うものの精神性と理解力が必要です。


 周易で出た結果が気に入らないといって再占し続けると、それは「易」ではなくなります。 

そういう人も、最初、無心に古銭を振っているときには当たっていたのです。問題はその後のいいかげんな再占にあります。 

こういう人はやらかしてしまっていて、どんな卦が最初出ていたか聞いても、覚えてもいないものです。 

やらかしている人は、そういう精神性なので、初心にも戻れず、そのままということになります。(そういう傾向を再生産までします)その人自身が選んだ道ですので、どうしようもありません。 


最近はでたらめな「易経」セミナーがあり、いいかげんな再占を許しているので、以上のようなことが起こります。 (分占という名のもとに再占を勧めるひともその周辺にいます。)

以上のようなことがあるので、当たらない人が作られます。 

セミナー講師はよく見極めて、選ぶ必要があります。しっかりした易の良書を読んでいれば、そういったところの間違いを指摘できます。

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