トランスパーソナル心理学とエソテリック占星学
トランスパーソナルという言葉が心理学の分野で使われることが多くなりました。
これはジェイムズが最初に使ったとされていますが、ジェイムズによる説明は以下の通りです。
『人がパーソナリティのすべてのレベルにアクセスできるエレベータを作ることを試みて、結局、地下室だけの建物となることは、極めて限られる。我々は日焼けしたり、星を見ることのできるテラスに上ることを望んでいる。我々の関心は、パーソナリティのすべての領域の統合である。』
占星学の中でもトランスパーソナルな見方をしようという流れが今の占星家の中にもありますし、心理学の中にもあります。
「魂」ということをいろいろなニュアンスで、トランスパーソナル心理学では、取り上げますが、人間存在をトータルでとらえて、自己実現と自己超越もふくめて、パーソナリティのすべての領域を扱おうと試みています。
さらに、エソテリック占星学では、トランスパーソナル心理学的な思想も踏まえながら、通常の占星学的要素を再検討し、さらに、七光線という要素が加わります。アリスベイリーの著作の七光線論がベースになっています。
現在計画されている「七光線占星学」の講座は、多くのテーマから成り立ちます。10回くらいのコースになりそうです。それぞれが別のテーマに焦点を当てます。そしてそれが最終的に統合されたものになります。(これは今後、開催される予定です。)
参加条件は占星学講座の受講生であることが原則です。勘のいい人が付いたように占星学初級講座のなかにはすでに七光線論の基礎理論が仕込まれています。
占星学以外でも、神秘学講座では、だれにでもできる視覚化の技法を伝えています。具体的なエクササイズを毎回、伝えています。多くのことが関連し合っています。
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