西洋占星術でのリリス
西洋占星術でのリリスという感受点は3種類あります。
月の遠地点と小惑星リリスと過去に報告された仮想天体としてのリリスです。 最後の仮想天体としてのリリスは、過去にある人が主張した天体ですが、 天文学的に観測できるものではありません。
これに関する書籍も日本では出ていました。 しかし、これははっきり確認できたものではありませんので、最近では議論の対象外になっています。
そうなると占星術上のリリスは月の遠地点と小惑星リリスのどちらかを示すことが多いです。
あとはアストロロジャーがどちらのポイントを用いるかですが、最近は比較的、月の遠地点を用いる場合が多いです。
さらに月の近日点についても最近は取り上げられることが多くなってきました。
月の遠地点・近日点はともに月にかかわる感受点ですので、月の作用の現れの一環です。
月の作用は太陽とは大きく、働きが異なるので、扱いに注意が必要です。
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