古典が書かれていた時代のテクニックの再発見と現代的な解釈
昨日の記事のように、古典が書かれていた時代のテクニックの再発見と現代的な解釈を適用することが必要になると思っています。 今、気学を教えている人の世界の中でも、奇妙な現象があります。
(気学は比較的新しい方法です。「気学」というのは、その開祖がもともとあった「九星術」から独自にまとめあげたものです。「九星気学」という不自然な名称を使う人もいます。九星術という大きな母体の中の一部の流派が「気学」という名称を用いたのですから、二つを並べるのは不自然です。)
気学の開祖が大正のころに言っていることが、忘れられているのがその奇妙な混乱の原因です。
開運方位の選定方法について、あるケースについて、園田真次郎(気学の創始者)の著作にテクニカル的にはどのようにするのかについて記述があります。それは「密象」であるとして説明しています。そういったことは教える人は知っておくべき事でしょう。
ちょっとだけ手間をかけて園田真次郎氏の考え方を調べるとわかるのですが、それもしないという教師もいます。
(「気学」のロジック自体は残っている文献に残されています。)相談者に狭い考え方を押し付けて、しまうのはどうかと思います。
0コメント