アラン・オーケンの「魂中心の占星術」とはなんだったのか。
アラン・オーケンの「魂中心の占星術」という本が前世紀に出版されていました。
通常のホロスコープのクックブック本の内容に、アリスベイリーの秘教占星学に書いていることを焼き直しして書き加えたものでした。アラン・オーケン氏はこの本の中にまだ未発見の惑星の位置まで、ホロスコープに記入し、さらにその惑星のサインの位置による意味の違いまで解説しているというかなりのトンデモ本でした。
アラン・オーケン氏はアリスベイリーの本にかけられたコピーガードに気が付かないで、うっかり、表面的な理解のまま、「秘教占星学」を読解したつもりになり、「魂中心の占星術」の元ネタにしました。 さらにアラン・オーケンの「魂中心の占星術」には未発見の惑星の位置まで、ホロスコープに記入し、さらにその惑星のサインの位置による意味の違いまで解説しているというかなりのトンデモ本でした。
しかしアリスベイリーの著書に書いてあることを元ネタにしていますので、使っている用語や話は、出所がアリスベイリーではあります。しかし「魂中心の占星術」の内容はあくまでもアラン・オーケンの個人的な見解です。
アリスベイリーの著書の「未完の自叙伝」にあるように多くの出会いがあり、マスターDKやマスターM,マスターKHに縁がある人たちが集まって、さらに深めていったいきさつがあるのです。 その後、アリスベイリーの秘教占星学は、いまでもしっかりした研究が進められて実践されています。
一方、今も「魂中心の占星術」の日本の信者の集団が作り上げた誤った観念を植え付けている人がいます。サインと星座を混同し、星座と光線の対応関係を、自由気ままにその時々で変更して、サインと星座の特性にたいして自分勝手な解釈を載せています。
良く識別する必要があります。
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