旧観念と新しい時代の考え方
世の中には、まだまだ今の時代にあった思考と時代に合わない旧観念が併存しています。 かつてはその時代の思考でうまくいっていても、時がたつにつれて、うまく回っていかなくなります。 近年の日本でいえば、昭和の時には、通用した常識が、今の令和では通用しなくなっています。
占術の体系の中に結び付いた思想も同様に、旧観念と新しい時代の考え方とせめぎ合うところが出てきています。 これは東洋占術でも西洋のものでも同じことがあります。
(具体例で話を進めるのは、やめておきます。)
この話を「善悪」という観念に関して適用します。 客観的な善悪の話は別にして、相対的な「善悪」は、時間軸と結びついていると思います。時代によって基準が移り変わるということです。
過去の基準で、善だったものは、新しい時代の基準で「悪」になります。逆も同じように成立します。
結局のところ、時代精神にあった思考が現実的な物事を促進すると思います。それに反して、過去の旧観念に凝り固まるというのがよくない結果になりやすくなります。
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