自然数、小数点以下を含む整数、そしてゼロ

ちょっと抽象化します。そのほうが多くのことに適用してかんがえることが可能になるからです。 


 ホロスコープに適用される数の法則のなかには、12サインを決める時の原理になっている自然数、 2や3や4,12のように体系の中での「静的な作用」は多くの人が認識しています。 

それに加えて、小数点以下を含むような数字もあります。そういった数字は「動的な」作用を示します。 ハウスやサインでの判断の比重、全体の比重とそのサイン内部での比重、さらに惑星の力量まで、小数点以下の 数字を含む数の法則がそこにあります。 

たとえば、8ハウスのなかに冥王星が位置するということにより、すでに以上の考え方の「小数点以下」を含んでいるわけです。


 以上の動的なシステムと動的なシステムの違いを見分けることの上に、さらにゼロの作用がかかってきます。 

 ゼロの作用は、それまでのいきさつを一度、ゼロに戻す働きです。こういう動きの活用も人間生活には必要です。 

日々の生活の中にも、ゼロ作用は起きてきますし、ホロスコープ的な作用も並行して存在します。 

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