木村裕昭講義録 『神秘学6』(4ページ)より(1997年11月1日講義)

木村裕昭講義録 『神秘学6』(4ページ)より(1997年11月1日講義) 

「お渡しした『トライアングル瞑想』の光の三角形の形成法、あれは各自が読んでみて試みていただきたいのです。どういうふうにするんだということは、あれを繰り返し読んでいるうちに、すくなくともわかって来る筈です。イメージの中に形態を作り出すーその形態に光のイメージを伴うというのは、人間の行う活動の中でも非常に高次のメンタル活動に属するものです。我々がメンタルといっているのは、ほとんどが想念活動です。したがって《形態に伴う光》とは高次の世界に参入する独特のマジックで、いわゆるホワイトマジックです。この三角形型の形態はホワイトマジックといわれる第7光線が働きます。」 (引用は以上まで) 


3ということが神秘学上の重要なキーワードです。力が発生する原理の数です。存在の現れもまた、三重の表現がされます。 

3の原理の占星学上の現れの一つとしては、三つのホロスコープです。 

占星学初級講座では、天地人の三盤(三つのホロスコープ)の作成方法を扱います。 

三つのホロスコープは、それぞれ扱うレベルが異なりますので、通常のホロスコープでは見過ごされてしまう特徴、情報を取り出すことができます。その人が過去世で積み上げたものがどのようなものであるのか、それが現在にどのようにつながるのか、そして未来にどのような変化を与えて行くのかを、三つのホロスコープから読んでいくことができます。  


アリス ベイリーの「ホワイト マジックに関する論文」には以下のように記述されています。  

「占星家たちは三つのホロスコープ、つまり占星図を描くことが必要であることにやがて気づくであろう。一つは純粋に肉体的なもので、自然の体に関係するものである。一つは主として情緒的なもので、パーソナリティの特質とその感受性、つまり認識状態に関係するものである。そして、三番目のものはメンタル的な衝動とその状態を表す占星図になるであろう。これら三つの占星図にはある幾何学的な線が引かれ、エネルギーの線が模様を形作るであろう。これら三つの占星図を重ねることで、パーソナリティの図形、つまり、個人生活の模様が現われる。このようにするとき、興味深い象徴的な占星図と線描図形が現われ、ここから「個人の幾何学 」が発達するであろう。というのは、各々の線は他の線に関連して機能し、生命エネルギーの傾向が明らかになるからである 。やがてこの知識領域にさえ、星が輝き出るであろう。これが心理学の新しい分野になり、私たちの時代のための真の解説者がいずれ見つかるであろう。」 


以上のような新しい時代の占星学の流れは、すでに始まっています。 


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