「ヘラクレスの労役」(The Labours of Hercules)
秘教占星学の関連図書では、アリスベイリーの著作に「ヘラクレスの労役」(The Labours of Hercules)という本があります。
「ヘラクレスの労役」について以前にも書きましたが、もう一度取り上げます。
この本は、もともとはアリスベイリーのグループが出している機関紙のビーコン誌に掲載されたものを本にまとめたものです。 「ヘラクレスの労役」では、ギリシャ神話で語られているヘラクレスがおこなった12の偉業について占星学的な視点の含めながら解説をしています。
12サインの説明以外にもほかの星座との関連まで踏み込んだ説明がされています。
北斗や南斗、その他の星座も出てきます。 12星座で象徴される難行をアリスベイリーは『弟子道』とみなして、その労役を通して、自己発見をしていくことがヘラクレスの物語だということがこの著作の主題です。
アリスベイリーによる解説がそれぞれの星座ごとにあります。
この本は、以前からある圧力勢力の都合で、翻訳対象にはならないようですが、注目すべき本ですので、今のうちは、原書やその他の言語への翻訳本でならば、問題なく読めます。
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