思考停止して、盲目的に従うことの危険性(タロット編)
カルト教団について、最近のメディアで取り上げられることが、多くなりました。
特に問題となるのが、信者を囲い、心を縛って、盲目的に従うように仕向けたうえで、必要以上の献金や、 高額の物品を買わせる行為です。
タロットの世界に「カモワン・タロット」というものがあり、いままでにいろいろなトラブルについての話を聞きます。
学習コースが整備されていて、順番に学んでいくらしいのです。 そして認定された講師だけが、教える特権をもっていて、それ以外で学ぶことは禁じられています。
ここまでは、まだなんとか納得できるのですが、そういった学習のなかで要求される「秘伝代」がかなり高額です。 一回かかわると、どこまでも搾り取られるようになっています。
そんなやばいところと「契約」していた方がいるのですが、ものすごいトラブルや首謀者からの無理難題続きで、 結局は契約は解除したそうです。
現時点でもカモワン・タロットの公式販売サイトが存在するのですが、ここは、多くのトラブルが報告されています。
注文しても実際には、商品は送られてこないし、決済業者を通して、トラブル報告をして、返金処理をしようとすると、 それは止めるように業者側から指示があるようですが、それでも、結局、注文したものは来ないそうです。
元の思想は、それなりにあるはずなのですが、その後の変質により、かなりおかしな組織運営になっているようです。
ここ数年は、上記のようなトラブル続きで、あきれられたのか、正式な講座の開講は、表向きはしてないようです。
そこの信者の人がいうことをちょっときいていると思考が縛られて、もうどうにもならない感じの人がいました。
かなりカルト的な思考にはまってしまい、思考が縛られて、グルに盲目的に従うようになっていて、ものごとをありのままに見えなくなってしまうのが恐ろしいです。 メンタル的な障害にまでなってしまったようです。
自由な思考はできなくて、言葉にならないうっぷんと、不満の塊という感じでした。その至高のタロットでも自分自身の問題を解決はできないという事実がありました。それでいながら、その首謀者が教えたタロットの教義を得意げに語ります。
グルに搾取され、なんでもないものに、大枚つぎ込んでしまった行為の不合理さをこころの内面で感じ、それがうっぷんと満たされない思いとなって、外に向かっての攻撃性と変化するのでしょう。
ああいうのは、どうにかなるのでしょうか?
よいタロット講座や講師のかたが、もちろんいらっしゃいますが、一部には上記のようなものもありますので、
識別が必要です。
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