「ベルゼバブの孫への話」は、SF仕立ての物語です
グルジエフ自身の著作、「すべて、そしてなにもかも」は三つのシリーズから構成されます。
第1シリーズが「ベルゼバブの孫への話」です。
「ベルゼバブの孫への話」は、SF仕立ての物語ですが、地球人の異常な状況について、なぜそうなったのか、正常な三脳生物とどう違うのかを説明しています。
物語は、ベルゼバブがある任務のために目的地に向かっている宇宙船の中で、ベルゼバブがこの旅に同行している孫のハセインに地球のことを語って聞かせるという設定です。
「ベルゼバブの孫への話」の原題は英語で、ベルゼバブのテール(tale)であり、尾っぽのtailと
言葉がかけてあります。しっぽ=急所の意味があるようです。
多くの情報、視点が含まれています。興味深い本です。
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