「易経」が成立していくなかに、体系をデザインしていく過程が存在する

4月末から5月初めにかけて「周易講座」を行いました。 

第1回目は「周易」の歴史と易経の成立についての最新の研究に関して紹介し、 

占法としての周易の成立根拠について説明しました。 

第2回目以降は、六十四卦それぞれの解説です。 


 易経の成立の歴史を考えると、最初の素材から「体系」を作り上げる過程があったことがわかります。 


 個々の要素の意味を決めるのは「体系によって出来上がる全体性」です。 

個々の要素だけでは、出来上がりません。有機物を捏ね上げても一つの生物にはならないのと同じです。 

「易経」が成立していくなかに、体系をデザインしていく過程が存在し、もともとあった素材とは、 別の存在が生み出されていきます。 

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