高次の認識への道と「ヨハネによる黙示録」
「ヨハネによる黙示録」の内容は、暗喩に満ちていて、理解することがかなり困難です。
通常こじ付け的な解釈がされてきている分野です。
しかし「生命の木」の構造を知っていると、最初の部分だけは、すんなり理解できるところがあります。
ヨハネに神秘が開示される時、「背後を見る」という言葉が出てきます。
その言葉の後に続く内容は、 生命の木の位置関係を知っていると、「生命の木」とその中央の道のことを暗示しているように、読むことができます。
「背後を見る」という言葉によって象徴化されているのは、高次の認識への道のことを示しています。
この「背後を見る」という動作は、視覚化エクササイズのなかで、重要な意義を持っています。
特定の大天使が「カギを持つ」といわれていることとこのことは関係しています。
日本では「ミカエル」という言葉から「見返る」を連想して、内観と結びつける人がいます。
日本語との結びつきは、偶然によるもの思いますが、日本語の源はテルグー語と同じという話もありますので、どこかでつながる可能性はあります。
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