はっきりとした言葉で表現されることの力

「各国の宗教的、あるいは秘教的な歴史はシンボルの中に埋められた。それははっきりとした言葉で表現されることは決してなかった。ずっと人々の思いや感情、その啓示された、あるいは獲得された知識や学問は、たとえ話や寓話の中の絵巻物語のように表現された。」 『シークレット・ドクトリン』第1巻307ページ(英文)


 寓話やシンボルで語られることによるメリットもあります。寓話化し、普遍化することで、言葉で伝えるよりもはるかに長く伝承することができます。しかし、はっきりした言葉で伝えることには、秘教的に、また別の面があり、単に説明的であるというだけでなくて、その言葉のバイブレーションが四大を呼び起こし、その出来事や知識を呼び起こしてしまうということが起きてしまうからです。

 特に危険なのは、今の人類がいる『時間』からすると、不適切なほどの、太古の存在を呼び起こすような言葉が含まれているような文献が、小説の形をとり、存在しているということです。本の中には興味本位で読んではいけないようなものが、現存していますので、注意が必要です。 

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