聖なるイコン

聖なるイコンという考え方があります。イコンは具体的な事物よりも、より上位の概念を表している象徴です。 

日本でいえば、「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)」、鏡、勾玉の三種の神器はそういったものに対応しています。この剣、鏡、勾玉は神授の力の三つの側面を象徴しています。

こういったイコンという象徴性を通して、より精妙な世界とつながることが可能であるといわれています。 

剣の象徴は多くの国で知られています。西洋ではたとえば、剣はエクスカリバーの剣が知られています。  

イコンは具体的な事象から、独立して存在しています。しかし、このイコンが実際の場所に投影されたかのように世界の各所に、その象徴と結びついた場があります。日本では古い神社がそういったものであることがあります。また古い仏像に宇宙的な原理の象徴が込められていることもあります。  


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