全知の存在
ブラヴァツキー夫人の言葉に以下のものがあります。
「唯一分かつことのできない絶対的な全知の存在がいる。そしてその全知の存在は、境界がなく、人々が空間と呼び、含まれるすべてが独立していると考えている宇宙全体の極小の点とすべての原子を振動させている。」 (シークレットドクトリン 第1巻)
ブラヴァツキー夫人は当時はなかった量子力学の概念を意識したかのように極小の点という言い方を用いています。神秘学においては、宇宙には意図があって、全知の存在が想定されています。全知の存在ということは、科学の世界では想定することはありませんが、最新の宇宙論にはかなり興味深い理論があります。とても大きな意味では、宇宙全体が循環していると考えられるようです。最新の宇宙論はときには神秘学的な色合いがあるときもあります。
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