ピタゴラスの一弦琴

波動の法則に高調波の理論があります。これは波動として現れている音声であるとか、電波、電流の働きのなかに観測できます。

一つの音の中の成分に、より周期の短い(周波数の高い)音がいくつも同時に含まれているという法則です。 


 音でいえば、実際の楽器や音声には、多くの周波の音が含まれています。これに反して、電子音には音の成分が単一です。 

太陽からの光の成分には波長の異なった波動が重なって含まれています。

自然現象の波には、多くの周波、波動が併存しています。 


 ピタゴラスの一弦琴はそういったことを音の面から体験できるものです。 ピタゴラスの一弦琴を鳴らすと、音が変化していくさまがわかります。

最初に感じた音の中に、さらに高い音階が入っていることに気が付きます。 

ピタゴラス学派の中の訓練として、最初の音の中に、いくつもの高い音階が含まれていることを聞き分けるというものがあります。 

こういった感覚を磨くことで、感性に対して刺激を加える訓練が行われていました。 

古代中国の覚者はこのことに気が付いて、理論体系化していました。一部、易経の中に伝えられました。 


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