占星学におけるホロスコープ・マンダラ
サインとそのルーラ(守護星)についてはよく知られています。牡羊座のルーラーが火星、おうし座のルーラーが金星というように、各サインにルーラーが割り振られています。
秘教占星学ではさらに新しいルーラー関係が2セット追加になります。エソテリックルーラーとして、牡羊座のルーラーが水星、おうし座のルーラーがヴァルカンというように対応付けられています。
これ以外に、ホロスコープ全体のなかで全10惑星の原理的な位置づけがあります。
初級講座の第2回目以降から、その原理の一端が順次、盛り込まれています。講座の最終局面では、この全体像は、板書しながら説明をしています。
この原理のなかで、人間存在のありよう、その可能性と人生の意義やサイクルの意味が読み取れます。このことはテクニックとしても適用ができますが、そのより深い意味を知ることで、ホロスコープがマンダラ(曼荼羅)であるというのが以上のことから実感できます。
(※このことは、個人ごとのホロスコープのなかの惑星の位置が、どこにあっても、問題ではありません。すべてのホロスコープはすべての惑星をもっていますので、この原理のなかに、すでに位置づけられているのです。)
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