盤を重ねたり、二つの要素を比較するという判断の仕方

占星術では出生のホロスコープ3枚を重ね合わせ、比較することで、その象意を読み解いていきます。  盤を重ねたり、二つの要素を比較するという判断の仕方は、東洋占術の九星術でも八字でも行われます。 

紫微斗数の流派によっては、命盤の組み換えを行って多次元的な判断をするケースもあります。 そしてさらに、こういった二つの要素の比較という考え方は、易の中では周易のなかに適用ができます。適用というよりも、もともと対称性が周易の中に存在しています。逆転の組み合わせとか、一つの状態から他の状態への変換のプロセスとしてとらえるという考え方が、易のシステムの中にあらかじめ組み込まれています。象占だけでなく、辞のレベルにおいてもこれが存在しています。 


易の歴史的な変遷については、断易講座の冒頭に少しだけ解説しますが、具体的な内容については別の機会を用意したいと思います。 

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