原典と実際の適用のずれについて
古典的な文献を研究することで、新しい知見を得ることができます。ただしその時代に、使われていたもので、現代では忘れられていたので、新しいと感じるだけのことなのです。
しかしその方法の適用には、良く検証が必要です。 どの次元のことなのかということもありますし、断片的なことしか伝わっていないケースもあります。
そういった文献は、読み解き方が難しいのです。時代を経るにしたがって、注釈が積み重ねられて いますが、専門家の間でもその解釈については、意見が分かれることがあります。
八字の場合、その古典は複数あり、その間の差異ということもさらにあります。
西洋占星術の古典的な著作にも同じことが言えます。ラテン語文献が各地に残っていますが、言語的な問題に加えて、読み解き方ということも課題になります。
どの場合でもよく内意をつかんだうえで、適用して検証する必要があります。
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