何を基準にして、空間を12に分割するか

ハウス分割方法が多く存在するのは、何を基準にして、空間を12に分割するかということです。 

アセンダントを基準にして黄道の30度分づつに１２に分割するとか、 

Zenithを基準に空間を12に等分に分割して、黄道との交点をハウスカスプにするとか、 

South point of horizonを基準に空間を12に等分に分割して、黄道との交点をハウスカスプにするとか

以上のように、何を基準にするかによって、方式の違いができます。 

空間的な基準もあれば、時間的な基準による分割もあります。プラシーダス方式は時間的な分割です。 何に焦点を当てるかによって、占星学では、基準点を変えていきます。 

 具体的には昨日紹介したハウス分割の解説書　Elements of House Division by Ralph William Holden に詳しく書かれています。